花粉症の鼻水、鼻づまり 症状・原因・治療方法【2018年4月最新版】

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花粉症の季節の真っ直中です!
スギ花粉が終わったと思ったら、次はヒノキ花粉…
メジャーな花粉、スギ花粉、ヒノキ花粉は2月頃〜5月頃まで飛散しています。

「花粉の時期はマスクは絶対装着!マスクがないと鼻水ダラダラ…」という方も多いのではないでしょうか?

花粉症による症状の中で最も多く起こる症状が鼻水や鼻づまり、くしゃみ。
鼻をかみすぎて鼻の下が痛くなる、赤くなる。
鼻が詰まって息がしにくい、頭痛が起こるなど、とても辛い症状です。

しかし、きちんと花粉症対策をすれば「ティッシュで鼻をかみすぎて鼻が痛い…」という思いをせずにすみます。
まずは花粉症による鼻水や鼻づまりの原因、対策方法を学んで少しでも花粉症の症状を抑えていきましょう。

ここでは、花粉症による「鼻水・鼻づまり」のメカニズムと対策についてご紹介いたします。

花粉症患者

花粉症の症状

花粉症の症状は、まず「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の鼻炎症状、プラス「目のかゆみ」で、4大症状と言われます。

これに随伴して、咳・微熱・皮膚症状・頭痛等も起こりますが、やはり「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」が最も一般に見られる症状です。

「くしゃみ」は、鼻の粘膜に付着した花粉を体外へ出そうとして起こります。
風邪やインフルエンザの際のくしゃみより「連続的」で、続けて何度も起こります。

「鼻水」も、鼻粘膜に付いた花粉を取り除こうとする反応です。
風邪やインフルエンザによっておこる鼻水は、やや粘性の高い、時には黄・黄緑がかったものですが、花粉症の場合は「水のような」粘り気のない透明の鼻水が大量に出ます。

「鼻づまり」は、鼻粘膜が炎症を起こし、鼻粘膜の毛細血管が拡張することによっておこります。
鼻づまりになると、呼吸は口呼吸になりますので、喉に負担をかけ、咳といった症状にもつながります。
寝苦しく、良質な睡眠を阻害する原因となります。

花粉症のメカニズム

花粉症のメカニズム

花粉症とはアレルギー反応の一つです。
アレルギーとは免疫機構の過剰反応(あるいは異常反応)です。
人体の免疫システムが、身体に無害な物質を「敵」と誤認して、攻撃行動に出てしまうのです。

花粉症の場合、鼻粘膜などに侵入してきた「花粉」の構造を免疫機構が「憶え」ます。
免疫を司る「肥満細胞(マスト細胞)」の表面にIgE抗体というものが出き、対花粉体制を作ります。
そして、2回目以降花粉が侵入してきた際には、肥満細胞から大量の神経伝達物質(ケミカルメディエーター)が放出されます。

ケミカルメディエーターには「ヒスタミン」「ロイコトリエン」などがあり、それらが各物質の受容体に結合することにより、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ、などの症状が起こります。

花粉症の薬のメカニズム

肥満細胞がケミカルメディエーターを放出する段階を阻害するのが「ケミカルメディエーター遊離抑制薬」です。
花粉症の症状が強く出る前に、具体的には花粉症のシーズンが始まる2週間くらい前から服用しておくと効果が高いです。

いったん肥満細胞からケミカルメディエーターが放出されてしまってから、それらが受容体に結合するのを防ぐのが「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」などで、即効性があります。

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花粉症の薬「抗ヒスタミン薬」

抗ヒスタミン薬は、ケミカルメディエーターである「ヒスタミン」が、その受容体に結合するのを阻害するお薬です。
確実に効果があり、しかも即効性があることから、頼りになる薬です。
しかし、最大の副作用があります。
「眠くなる」ことです。

ヒスタミンはアレルギー症状を引き起こす悪い物質として知られていますが、脳の活動を活性化させる大切な作用も持っています。
ですので、これを阻害すると、脳機能が低下してしまうのです。

「眠くなる」というのは実は正しい言い方ではなく、「脳の作業効率が低下する」というのが本当の抗ヒスタミン薬の副作用です。
こうした脳の作業効率の低下を「インペアードパフォーマンス」といいます。

よくカフェインを混ぜて「眠気を取る」というやり方がありますが、これは実はちょっと焦点がズレているのです。
カフェインは、眠気は改善できるかもしれませんが、脳の機能そのものを回復増強するような「夢の作用」はありません。
アルコールで泥酔した上で、いくらコーヒーを飲んでも仕事ができる状態にはなれないのと同じです。

抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代があります

【第1世代抗ヒスタミン薬】は強力ですが、インペアードパフォーマンス(以降、便宜上「眠気」と言います)も甚大です。

第2世代抗ヒスタミン薬】は、その効力を継承しつつも、副作用の眠気を相当程度軽減させた薬です。

第1世代抗ヒスタミン薬

【第1世代抗ヒスタミン薬】は、市販薬に「パブロン鼻炎カプセルSα」「鼻炎薬Aクニヒロ」などがあります。
「鼻炎薬Aクニヒロ」の成分は「d‐クロルフェニラミンマレイン酸塩」で、同成分の処方薬には「ポララミン」というのがあります。
「鼻炎薬Aクニヒロ」「ポララミン」は、今でも私自身がお世話になっているお薬です。

一般名 商品名
ジフェンヒドラミン レスタミンコーワ
クレマスチンフマル酸塩 タベジール
プロメタジン塩酸塩 ピレチア、ヒベルナ
アリメマジン酒石酸塩 アリメジンシロップ
dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩 アレルギン
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 ポララミン
シプロヘプタジン塩酸塩 ペリアクチン
ヒドロキシジン アタラックスP
ホモクロルシクリジン塩酸塩 ホモクロミン

代表的な第1世代抗ヒスタミン薬

製品名 主成分 1日当り値段
パブロン鼻炎カプセルSa マレイン酸カルビノキサミン 55円
アネトンアルメニティ鼻炎薬 クロルフェニラミンマレイン酸塩 123円
鼻炎薬Aクニヒロ クロルフェニラミンマレイン酸塩 65円

価格はAmazon調べ / 2018年3月

第2世代抗ヒスタミン薬

【第2世代抗ヒスタミン薬】は、処方薬では「アレロック」「アレジオン」「アレグラ」「ジルテック」「ザイザル」「クラリチン」などがあります。
最近出たものに「デザレックス」「ビラノア」があります。

市販薬では「コンタック鼻炎Z」「ストナリニZ」がセチリジン塩酸塩(ジルテック)を主成分としています。
「アレグラFX」「アレルビ」はフェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ)が主成分。
「クラリチンEX」は特に眠気が少ないとされ、主成分はロラタジン(クラリチン)です。

2016年に処方が始まった「デザレックス」と「ビラノア」は、第2世代抗ヒスタミン薬の中でも特に眠気が出にくいとされ、注意書きにも「自動車の運転等」に気をつける旨の文言がありません。
効果も高くなっています。

一般名 商品名
アゼラスチン塩酸塩 アゼプチン
エバスチン エバステル
エピナスチン塩酸塩 アレジオン
エメダスチンフマル酸塩 レミカット
オキサトミド セルテクト
オロパタジン塩酸塩 アレロック
ケケトチフェンフマル酸塩 ザジテン
セチリジン塩酸塩 ジルテック
デスロラタジン デザレックス
ビラスチン ビラノア
フェキソフェナジン塩酸塩 アレグラ
ベポタスチンベシル酸塩 タリオン
メキタジン ゼスラン、ニポラジン
レボセチリジン塩酸塩 ザイザル
ロラタジン クラリチン

代表的な第1世代抗ヒスタミン薬

製品名 主成分 1日当り値段
コンタック鼻炎Z セチリジン塩酸塩(ジルテック) 173円
ストナリニZ セチリジン塩酸塩(ジルテック) 37円
アレジオン20 エピナスチン塩酸塩 113円
アレグラFX フェキソフェナジン塩酸塩 110円
アレルビ フェキソフェナジン塩酸塩 36円

価格はAmazon調べ / 2018年3月

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花粉症の薬「抗ロイコトリエン薬」鼻づまり対策

花粉症では鼻詰まりも大きな問題となります。
鼻呼吸ができないと、眠れなかったり、睡眠の質が低下したりします。

人体には自律神経というものがあります。
意識しなくても活動する神経系で、活動を活発にする「交感神経」、リラックスさせる「副交感神経」の2つがあり、どちらかが優位になっています。
夜は、自律神経の内、「副交感神経」が優位になる時間帯です。

花粉症等のアレルギー反応は、リラックスしているときに働く「副交感神経」が優位な時に出やすいとされています。
そのため、夜に鼻詰まりが強くでることがあります。

この「鼻づまり」に効果が高いのが「抗ロイコトリエン薬」です。
よく使われるものにモンテルカストを成分とした「シングレア」「キプロス」、プランルカストを成分とした「オノン」があります。

抗ロイコトリエン薬は、抗ヒスタミン薬や鎮痛解熱剤と同時に使用しても問題はありません。
抗ロイコトリエン薬で鼻詰まりを、抗ヒスタミン薬でくしゃみ・鼻水を抑えるというのは理にかなった方法です。

重症の鼻詰まりに対しては、レーザーで鼻粘膜を焼くという方法もとられます。
注射を使わない(スプレーなどの)麻酔で行われ、痛みは全くありません。
手術費に、検査費・術後の投薬などを合わせても2万円以下で行えます。

簡単にできる鼻詰まり解消法としては「鼻うがい」というものがあります。
塩分0.9%の生理食塩水(または市販の鼻うがい用洗浄薬)を、体温(36~37度)と同じ温度に温め、鼻の内部を通らせます。
鼻づまりが強く出るタイプの花粉症で困っている方は一度試してみてください。

花粉症対策

マスクは基本です

マスクにはいろんなものがありますが、花粉は、黄砂やPM2.5、インフルエンザウイルスなどより大きいので、マスク着用は非常に有効な対策になります。

市販のマスクは不織布(ふしょくふ)を使ったものが主流です。
不織布とは、繊維を織ったり編んだりせずに、熱や接着剤で仕上げた布です。
非常に安価で、花粉シャットダウン率も高いです。

市販マスクはその形状より3タイプに分類することができます。
「立体型マスク」「ブリーツ型マスク」「カップ型マスク」で、花粉症対策としては、立体型かブリーツ型を用いることが多いです。

「立体型マスク」の代表格として、ユニ・チャーム製の「超立体」シリーズがあります。
様々な価格・形状のものがラインナップされており、Amazon価格で安いものでは1枚10円ちょっと。
高いものでも30円弱(公式サイトで1枚当たり57円のものの実売価格)程度です。

「ブリーツ型マスク」は、上下に広げて顔を覆うタイプで、マスクをした状態で話をしてもズレにくい形状をしています。
また、安価なものが多いです。
商品例として「ブリーツガード」があります。
Amazon価格では1枚当たり5.9円(*2018年初頭では「合わせ買い」対象になっています)で販売されています。
60枚入りで352円の商品です。
鼻の部分にワイヤーが入っており、顔によくフィットします。花粉は春先のスギ・ヒノキだけでなく、シラカバ、ブタクサ、イネ科など、複数あり、春から晩秋まで長期間に渡ります。
いろんな花粉に反応してしまう人にはこの「安さ」は大きなポイントになると思います。

先ほど例に挙げた「超立体」販売メーカーであるユニ・チャームは、ブリーツ型マスクもリリースしており、「超快適」というものがあります。
Amazonで7枚入りのものが260円(1枚37円)で販売されていました。
ヒモ部分に特長があり、長時間着けていても疲れにくいとの評判があります。
これも合わせ買い対象です。
Amazonの合わせ買い対象商品は、Amazon発送商品額が2,000円以上での利用になりますから、ちょっと贅沢して、いろんなマスクを購入し、どれが自分に合うかチェックしてみるのもいいかと思います。

花粉は大きいため、フィルターはよほど粗末なものでない限り十分な効果を発揮できますが、花粉は小さく割れることもありますので、できれば微細な粒子も捉えられるものがよいと思われます。
しかし、何より重要なのは「フィット感」。自分の顏部分にちょうど合う形・サイズのものが良いと言えます。

スギ花粉

花粉症は「とにかく花粉を避けること」

花粉症対策の基本は「薬物治療」と「とにかく花粉を避けること」の2つです。

外出先ではマスクで防御してください。

次は、部屋の中に花粉を持ち込まないこと。

帰宅時に家に入る前に髪や服に付いた花粉を払い落してください。
パンパンと叩くのはNG。
花粉が砕けて小さな粒子になり、服の中に侵入してしまうからです。

洗濯物は、花粉にさらさないために「部屋干し」にするか、リスク覚悟で「外干し」するか迷うところです。

「部屋干し」は、花粉にさらすことがないので、最も安全ではあります。しかし、生乾きの嫌なにおいや、干す場所に困る、部屋に湿気が溜まるなどのデメリットもあります。
コストを考えないなら、風呂場に設置する除湿器(カワックなど)や「ヒートポンプ乾燥」機能を搭載した全自動洗濯乾燥機の購入はかなり有効です。
布団には布団乾燥機を利用します。
お金をかけずに乾燥効率を上げるなら、サーキュレーター(扇風機)で風を当てるだけでも随分変わってきます。

「外干し」は、「洗濯物や布団が花粉に暴露される」、「干す際に衣服に花粉が付く」「窓や扉を開けることによって部屋に花粉が侵入する」という問題があります。
最も問題なのは「洗濯物や布団が花粉に暴露される」ですが、これには良いものがあります。
「洗濯物干しカバー」です。
雨や花粉から洗濯物をシールドするもので、ドーム型に洗濯物を覆える「テントタイプ」、洗濯物に被せる「シートタイプ」、布団やまくらを干す際に使う「袋タイプ」があります。
購入の際は必ず「花粉対応」しているかどうか確認してください。

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静電気は花粉を引き付ける

静電気は花粉を引き寄せます。
花粉症対策では衣服に花粉を付着させないことが求められますから、花粉が付きにくい服を選ぶこと、静電気を発生させないことが重要です。

花粉が付きにくい服は、凹凸が少ない形状の服です。
ジーンズ・トレーナー・ジャンパー・チノパン・トレンチコートなどです。
素材としてはポリエステル・レザー・ナイロン・綿・デニムなどです。
ウールセーターやフリースは花粉が付きやすく、1時間外出すると7~9万個の花粉が付着するとも言われています。

静電気は、プラスに帯電しやすい素材と、マイナスに帯電しやすい素材がこすれ合うときに発生します。
プラスとプラス、マイナスとマイナスでは静電気は発生しません。

柔軟剤は陽イオン系の界面活性剤で、空気中の水分子に静電気を逃がす効果があります。
また、衣服の摩擦が起こりにくくなるため、静電気の発生を抑えることができます。
部屋干し、外干しに関わらず、花粉症のシーズンは柔軟剤を活用するとよいでしょう。

静電気防止スプレーも有効です。
洗濯できないものやソファなどにかけておくという使い方ができます。
服に関しては、外出前に「コートとカバンがこすれる部分」「コートの裏と裾」「スラックスの裏と裾」「スカートの裏と裾」などに、30㎝四方に4秒ほどスプレーしておくと、こすれ合った時に出る静電気を効果的に抑えることができます。

まとめ

花粉症対策では「適切な薬を服用 / 使用すること」「できるだけ花粉に接触しないこと」の2点が基本方針となります。

薬としては「ケミカルメディエーター遊離抑制薬」「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」、場合によっては「ステロイド」などを使います。
なかでも「抗ヒスタミン薬」は花粉症緩和のために重要になるお薬で、近年、特に「眠気」の起きにくい「第2世代抗ヒスタミン薬」が充実してきています。

花粉の遮断は、まずはマスクです。
そして家の中に花粉を持ち込まないことです。
それでも侵入してきた花粉には、掃除や空気清浄機、加湿器などを適切に使用して、少しでも花粉との接触を防ぎましょう。

まずは自分の症状にあった薬を病院に処方してもらう事が一番効果が高いということはわかりましたが、病院に行くのは、なかなか時間が取れないって方は多いと思います。
花粉症で仕事を休んで病院に行くこともなかなか出来ない…
花粉症の時期は病院がとても混むので長時間待たされる…
花粉症の治療で病院に行ったのに、待合室で風邪やインフルエンザに感染してしまう…
など、病院にいくにも様々な障害やリスクがあります。

そんな方には、スマホで医師に診断してもらえる「花粉症オンライン遠隔診療 スマ診」がオススメです。

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是非、選択肢の一つにして頂ければ幸いです。

皆様の花粉症対策に少しでもお役に立てましたでしょうか?
今年もしっかり花粉対策して、少しでも花粉症を楽にしましょう。

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