インフル花粉症って何?インフルエンザと花粉症の重複発症って?

インフル花粉症って何?

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あの嫌〜な季節、そう「花粉症」が今年もいよいよ始まりましたね。

気象庁の報告によれば今年は1月23日より関東地方で飛散が始まりました。

2018年スギ花粉最前線

参照:2018年 春の花粉飛散予測(第4報)

「雪の影響で少し遅め?」と言われていますが、今年の特徴は「飛散量が多い」こと。

目を取り外して洗いたい!!
鼻ごとゴシゴシ洗い流したい!!

今年こそ、しっかり予防をして「辛くない」ようにシーズンを乗り切りましょう。

さて、この「毎年のお約束」とも言える花粉症ですが、今年は例年にない「大きな特徴」を併せ持っています。
それは「インフルエンザ感染症と花粉症の重複発症」です。
ネットでは「インフル花粉症」などと呼ばれています。

インフル花粉症(インフルエンザと花粉症の重複発症)

例年ですと、花粉症のピーク時期にはインフルエンザの流行はほぼ収束しているものですが…

  • 今年(2018年)のインフルエンザは息が長い!
  • B型インフルエンザがまだまだ発症している!

という大きな2つの特徴があります。

B型インフルエンザについてはコチラを参照にしていただければと思いますが、今日のテーマはインフルエンザと花粉症の関係性についてご紹介いたします。

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インフルエンザと花粉症の関係性

花粉症患者

まず、2018年3月時点で、「インフル花粉症」という医学用語は(たぶん)ありません。
(実際に関連キーワードをPubmedという医学論文の検索サイトでしらみつぶしに見てみましたが、これを詳しく書いてある論文は見当たりませんでした。)

今年「インフル花粉症」と書かれている記事などをもう一度見てみると…
(1)合併することで症状がきつく出るという意見と
(2)片方にかかっていると、もう一方も併発しやすいという意見あたりが書かれています。

せっかくですので、医学的にこれが妥当なのかどうかを検証して見たいと思います。

(1)「合併することで症状がきつく出る」について

先述の通り、これを検証している論文は見当たりませんので、状況証拠から埋めて見ますね。

多分最初に発信したであろう、テレビ番組「スッキリ」の記事から。

B型インフルエンザは、咳やくしゃみ、鼻水、微熱といった花粉症と症状がよく似ており、花粉症と思っても隠れインフルエンザの可能性があります。
同時にかかると症状が長引きます。

引用:ビビット

ふむふむ、前半の症状がよく似ている、というのはその通りですね。

特に(今年の)B型インフルエンザはあまり高い熱を出さない特徴がありましたので、微熱だなぁ…頭重いなぁ…なんか鼻水でるなぁ…ちょっと咳き込むなぁ…
確かに、花粉症の初期の状態によく似ています。

この時、治療法は両者で大きく異なり、花粉症と診断されれば抗アレルギー薬の組み合わせ中心の治療、インフル陽性であれば抗インフルエンザ役が使われます。

それぞれ、ビンゴ!な使い方であれば症状は緩和されるかと思いますが、逆だった場合(実は花粉症だったのに抗インフルエンザ薬、実はインフルだったのに抗アレルギー薬…)では効果はなく、「なかなかよくならない」という経過になると思います。

後半の、「同時にかかると症状が長引きます」ということはどういうことなのでしょうか?

インフルエンザの罹患期間は数日から1週間程度、花粉症は1ヶ月から2ヶ月程度だと思いますので、この文章をそのまま受け取ると、「インフルの罹患期間が延長する」ということになるでしょうか?

直感的には花粉症とインフルエンザが同時発症すると、インフルエンザの治癒が遅れる…というのはあまりスッとは入ってきません。
ですので、単純に「ウイルスが体内から消失したか、ウイルスの存在による全身症状がどうか」というよりかは、例えば鼻水、咳、倦怠感などの「症状」がウイルス消失後も遷延する、というあたりが考え方として妥当なのかな、と思ったりもします。

よく、インフルエンザにかかった後「咳喘息(喘息のような咳だけが長く続く病態)」のような症状を訴える方がいらっしゃいますが、こう言ったことが花粉症を合併するとより早く、強く発言してくることは想像しやすいです。

今の時点で(科学的に)ウイルスの体内における動態に花粉または花粉症がどう言った影響を及ぼすかは未知数ですが、テレビで言われていたように「症状が続く、なかなか治らない」というのにはそれなりに妥当性がありそうです。

(2)「片方にかかっていると、もう一方も併発しやすい」について

インフルエンザか、花粉症か、どちらを基礎疾患(先に発症している状態)かを定義するわけですが、まずは【インフルエンザ先行】から考えて見ましょう。

インフルエンザ先行の場合

花粉症の病態成立にインフルエンザウイルスがどう関与しているか…は、先述の通り解明されていません。
ですので、ここも症状から見て見ましょう。

花粉症は、その名の通り「花粉」によるアレルギー反応です。
体の外から花粉が入ることで花粉を異物と認識して免疫反応が起こります。

仮にすでにインフルエンザに罹患している状況だと、(これは推測ですが)気道過敏性が亢進している状態(気道が異物に敏感担っている状態)と考えることができます。
そのため、通常であれば反応しないような花粉が少ない状態でも、【敏感に花粉を感じてしまう=アレルギーを発症してしまう】ということが考えられます。

インフルエンザウイルスが体内から消失しても、気道過敏性が更新している状態は1週間〜2週間程度は続くことが考えられますので、この期間中は「敏感」な状態で症状が出やすくなります。
まるほど、インフルエンザ先行による症状悪化、は十分ありそうですね。

では、【花粉症先行】の場合も考えてみましょう。

花粉症先行の場合

花粉症を持っているとインフルエンザになりやすい…は、これも先述の通り科学的根拠は見当たりません。
さっきと同じように、アレルギーにかかっている状態が、感染を惹起しやすいかどうかで考えてみます。

インフルエンザの感染が成立するためには、一般的には上部気道(鼻から気管支上部)までに間にインフルエンザウイルスが付着し感染成立する必要があります。

花粉症だからと言って、インフルエンザがつきやすい、増えやすい…というのはなかなか言いにくいのですが、例えば花粉症になると「口呼吸」になります。
口呼吸の場合は鼻呼吸に比べて、例えば喉を痛めやすい(=喉のバリア機能が衰えて感染しやすい?)などが考えられられます。
あながち、嘘とは言い難いですね…あるかもしれません。

もうひとつ、花粉症の人は「くしゃみ」をしやすいので、仮にインフルエンザウイルスを排出する状態の場合に花粉症を併発していると、必要以上にあちこちにウイルスをばらまいている可能性が考えられます。

ということで、いつもであれば論文を中心に事実ベースで理論を積み上げていくのですが、現在この2因子について書かれている論文が見当たらなかったため、状況証拠から「可能性」を探ってみました。

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まとめ

結論からいえば、インフルエンザと花粉症、相互に症状ベースでの悪化要因となりうる可能性があります。

まだまだ、今年はインフルエンザの流行期が続いています。
特に、花粉症をお持ちの人は例年以上にしっかり花粉症をコントロールしましょうね!

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文責:石井健一(薬剤師)
2001年帝京大学薬学部卒業、薬剤師免許取得