インフルエンザB型の特徴とは?【2018年4月最新インフルエンザ事情】

インフルエンザの特徴

スマ診ならスマホ1つでインフルエンザ予防ができます

先日、国立感染症研究所が発表しました最多最新データ(2018年2月9日付)によると、引き続き全国的にインフルエンザが大流行をしています。

2018年インフルエンザ流行マップ

※インフルエンザ流行レベルマップ 第5週(2/9更新)
国立感染症研究所WEB 参照

国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2018年第1~第5週)ではB型が最も多く、次いでAH3型、AH1pdm09型の順です。

厚生労働省のプレスリリース 参照

2018年のインフルエンザの特徴

医師

今年のインフルエンザの特徴は何と言っても「A型とB型が同時に流行している」ことです。

例年、2月中旬くらいまではA型が主流で、バレンタインデーを過ぎてからB型がで始める傾向が強いのですが、今年に限っては、 「1月中からB型に罹患する人が多い」という特徴があります。

インフルエンザの違いについてはコチラ

インフルエンザB型の特徴

体温計

インフルエンザB型の特徴を記載します。

発熱に関しては、A型と同様に高熱が出るケースと、熱が出ないケースがあります(37℃台の方もたくさんいます)。

一方で、胃腸炎のような症状を訴える人が特徴です。
この時期、ノロウイルス感染症のような急性胃腸炎(感染性)が見られることもあり、しばしば鑑別が難しいケースも見られますが、感染性胃腸炎の場合は1-2日程度で症状や発熱などが落ち着いてきますが、インフルエンザB型の場合は3日以上症状が続くこともあります。

もちろん、熱はなくても立派な「インフルエンザ感染症」ですので、周囲の方に感染を広げてしまうリスクは変わりません。
こう言った症状が見られたら、まずはしっかり休んで体調を立て直す、ということを考えましょう。

ところで、皆さんの周りに「今年2回目のインフルだよ!」って方はいらっしゃいませんか?
今年はA型もB型も大流行していますので、身近にもそういうケースがよく見られるようになってきました。

スマホでネット診察 花粉症専門ネット診察 スマ診

インフルエンザワクチンの予防接種

インフルエンザワクチン予防接種

「インフルエンザ予防接種(ワクチン)打ったのに!」というケースも多々あります。
インフルエンザワクチンの予防接種は最も有効な予防策の一つとされていますが、もちろんワクチンも万能ではありません。

ワクチンには…

  1. インフルエンザにかかりにくくするという働き
  2. かかってしまった場合の重症化を防ぐ

という働きがあります。

2015/2016年シーズンからは国内におけるインフルエンザワクチンはバージョンアップし、それまでは「3価ワクチン」だったものが「4価ワクチン」となりました。

「3価」「4価」とは、それぞれワクチンの中に入っている「株」の種類の数を表します。
3価の場合は2種類のA型に対するもの、1種類のB型に対するものが入っていましたが、これが4価になって2種類のA型、2種類のB型に対応するものになりました。
つまり、同じワクチンでもカバーできる範囲が広がったわけです(ちなみに世界のトレンドは4価です)。

あれ?昔にに比べて「B型」をよくカバーするようになったのに、今年はどうしてこんなに流行しているんでしょう?

スマ診ならスマホ1つで花粉症治療が出来ます

インフルエンザ流行の要因

マスク

インフルエンザの流行には、様々な因子が絡み合いますが、代表的なものとして…

  1. 気温、湿度など環境的な要素
  2. 日本全体として免疫力を持っているか?
    (近年同じ型が流行したか?ワクチンを接種しているか?など)

などの因子が組み合わさって流行が定義されます。

今年に限って言えば、明らかに例年と違う要素として「ワクチンの供給が遅れた」ことは否めません。
それによって、接種が受けられなかった、または受ける時期が後ろにずれ込んだケースも少なくなかったでしょう。
そのような状態で流行期を迎えてしまったために、想定以上に感染が拡大していると考えられます。

国立感染症研究所の報告によると、今年流行すると予測された型のインフルエンザに対して、どのくらいの人が「抗体」を持っているのかを調査したデータが報告されました。

これによりますと、A亜型とB型の2種類に対して抗体を保有していない状態が高いことがわかりました。

インフルエンザ抗体保有状況 (2018年1月17日現在)参照

今年は上記の(1)も(2)も流行のための条件が整っているんですね。

B型インフルエンザの治療方法

ハートと手

ところで、B型インフルエンザの治療ってどうするのでしょうか?

基本的にはA型もB型も治療方法・治療方針に変わりはありません。

発症早期であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬(タミフル、リレンザ、イナビル等)を服用します。
あとは水分補給と休息、が特効薬です。

治療薬を服用すると早めに熱は下がりますが、ウイルスをばらまく状況は変わりません。
しっかり休息が大切です。

スマホでネット診察 花粉症専門ネット診察 スマ診

インフルエンザに「かからなく」する方法

手洗い

流行している理由や対処法がわかったからと言って、「かからなく」する方法はないのでしょうか?

例えば、もうすぐ大切な受験を控えている家族がいる、ワクチンを打てなかった家族がいるなど職場や家庭内にウイルスを持ち込めない状況、まだまだ続くと思います。
そんな時は、どうしたらいいのでしょう?

まず、すぐに取り組んで欲しいのが「うがい・手洗いの励行」です。
あとは喉の保湿
そして体力の温存のためのしっかりした栄養と睡眠
これが前提です。

その上で、どうしても「負けられない戦いがある」人には「坑インフルエンザ治療薬の予防投与」という方法があります。

現在、国内で予防投与の承認を受けているお薬は…

  • タミフルカプセル
  • リレンザ
  • イナビル吸入粉末剤

の3種類です。

いずれの薬も、1クールで10日間程度感染を防いでくれると言われています。

家族や身近の方に発症が見られる場合、適応を見ながら医療機関にて処方をしてもらえます(保険外の自費診療です)。
一度、近くの医療機関で相談をして見てはいかがでしょうか?

とはいえ、「病院に行けない…」「どこの病院に行けばいいかわからない…」といった、病院へのアクセスに困難な方も少なくないです。

「病院に行かずにインフルエンザを予防したい」「この期間は絶対にインフルエンザにかかれないので予防投与をしてみたい」方には、最新のネット診察サービス『スマ診』を使ってみるのも一つの方法です。

スマ診ならスマホ1つでインフルエンザ予防が出来ます。

文責:石井健一(薬剤師)
2001年帝京大学薬学部卒業、薬剤師免許取得